今回追加された「Apple Intelligenceの新機能」を見てみると、AIがこれまで以上に日常的な操作の中へ入りこんでいることがわかります。
例えば「通話のコンテキスト」では、法人の番号に電話をかけると、メールやメッセージ、カレンダーなどから関連情報を探し、通話中の画面に表示します。
Appleが例として紹介しているのは、航空会社へ電話した際に、メールに届いていたフライトの確認コードを自動的に見つけて表示する例です。
通話相手の電話番号をもとに企業を特定し、関連する情報を探す仕組みになっています。
これまでは電話をする前に必要なメールを探したり、情報を確認してから電話をかける。あるいは、通話中に「あの件どうなってたかな」とメールを検索することもあったでしょう。
こうした「情報を探す」という小さな作業を、AIが先回りしてくれるようになります。
もう一つ興味深いのが、メールやメッセージの内容に応じて次のアクションを提案する機能です。
これまでの会話の内容をもとに、カレンダーへのイベント追加やリマインダー、メモの作成、写真の検索などを提案し、ワンタップで次の操作に移れるようになります。
※現時点では英語での提供のみ
一つ一つを見れば、これまで人が行っていたのは「探す」「別のアプリを開く」「入力する」といった小さな作業です。
しかし、一日の仕事を振り返ってみると、こうした細かな作業は意外と多いのではないでしょうか。
Apple Intelligenceの新機能から見えてくるのは、大きな仕事をAIに丸ごと任せる未来だけではありません。
これまで当たり前のように人が行っていた細かな操作に、少しずつAIが入り始めているという変化です。